【田島ひでお質問】
県道熱海函南線の安全確保についてお伺いいたします。
沼津市、 函南町、 そして箱根十国から多くの車が流れ込むこの県道は、
熱海市内を終点とする観光伊豆の大動脈そのものであります。 熱海市街地の間近にあり、
日本一の早咲きで知られる梅園付近で、 近年、 大型バスやトラックなどのブレーキ過熱故障による擁壁への激突、
あるいは待避のための横転など死傷者を出す事故が多発しております。
昨年暮れ、
県道熱海函南線事故多発箇所における安全確保について、 周辺市町村を含む四万五千余の署名とともに石川知事へ要望したところであります。
県当局におかれましては、 迅速な予算措置をいただき、 十五年度から二カ所の待避所設置など安全確保を進めていただくばかりでありました。
しかしまたもや本年に入り、 バス横転事故発生、 多くのけが人を出すこととなりました。
観光地熱海市にとってのなりわいの生命線でもあるこの県道での事故報道は、
大きな問題であります。 この事故はドライバーの運転技術に起因しているようですが、
道路管理者としても安全対策が必要だと考えます。 そこで当局は、 県道熱海函南線の安全確保についてどのように対処なされるのかお伺いいたします。
土木部長 (山口 修君)
県道熱海函南線の安全確保についてお答えをいたします。
県道熱海函南線は道路勾配が九%を超える区間が連続するなど、 急勾配の道路でありますことから、
昭和四十八年に県の管理に移行して以来、 約三十年間の間にブレーキ故障に起因する重大事故が約七回発生しておりまして、
県ではこれまで緊急避難所の設置や滑りどめ舗装など、 さまざまな対策を講じてきたところでございます。
しかしながら、 昨年の六月とこの一月に同様の事故が連続して発生したことから、
県といたしましては、 この道路の安全対策を全面的に見直すとともに、 啓発活動を積極的に展開する必要があると認識をしているところでございます。
このため、 来年度以降に予定をしておりました緊急避難所二カ所の前倒し施工や電光式の注意標識の設置など、
緊急避難対策や情報提供の充実を図りますとともに、 関係機関と連携をして全国バス協会などに安全運転の呼びかけを行っているところでございます。
今後とも関係機関との連携を強化し、 事故分析とそれに基づく対応策を広範に展開するなど一層の安全対策に努めてまいりたいと考えております。