【田島ひでお質問】
遠州広域水道太田川系の給水料金についてであります。
近年、 地域の人口がふえないから水はもうこれ以上要らない、 市町村合併によりよそから水を融通してもらうからもう水は要らないという声が聞かれます。
しかしながら地域の定住人口がふえなくても、 他の地域からの交流人口がふえれば水は必ず必要となります。
地域の活性化にもつながる交流人口をふやすためにも水は余裕が必要であると考えております。
さらに、 市町村合併により行政区域が拡大しても、 それぞれの地域において観光や産業などの地域らしさを保ち推進していくためにも、
最も重要なインフラである水道の確保に積極的に取り組むべきと考えております。
さて、 遠州広域水道事業は、 天竜川の船明ダムと、 そして都田川ダムを水源として水道水を供給しており、
さらに三つ目の水源として太田川ダムの整備が進められております。 これまで太田川系の給水単価が百円程度になると伺っておりますが、
これでは高過ぎるとの市町村の声を聞いております。 県の給水料金は市町村の水道料金に非常に大きな影響を与えるものであり料金を一刻も早く、
また一円でも安く提示することが、 受水する市町村の安心につながると考えますが県の所見を伺います。
企業局長 (八木 諭君)
遠州広域水道太田川系の給水料金についてお答えいたします。
水道用水の供給に当たっては、 安全で安心な水を平常時だけでなく、 地震や渇水時などの異常時にも安定的にかつ安価に供給することが重要であると認識しており、
水源の多様化を目指し、 現在、 遠州広域水道太田川系の整備を鋭意進めているところでございます。
その整備に当たりましては、 国庫補助金や県からの出資金を最大限活用し、
また中遠系及び湖北・湖西系の既存の送水管や浄水場の施設を活用し、 できる限り低廉な料金で、
平成二十一年四月から給水することを目指してコスト縮減を図ってきたところでございます。
受水市町村からも料金提示について強い要請もありますことから、 給水料金について試算いたしますと現在の中遠系や湖北・湖西系及び太田川系の三水系を統一することにより、
経営の安定化や効率化が図られ、 現行の給水料金を大幅に下回る一立方メートル当たり四十五円での供給が可能となりました。
今後、 三水系の統一料金として、 受水市町村との協議を進め理解が得られましたら、
現行の料金につきましても平成十七年度からの値下げを図ってまいりたいと考えております。