【田島ひでお質問】
県立総合病院へのPET整備についてお伺いいたします。
陽電子放射断層撮影装置――PETは、 がんの早期発見、 心疾患や脳血管疾患の治療評価に大きな役割を果たすものと期待されております。
このPET検査を受けたいが、 待っている方が多過ぎてなかなか受診がしがたいのが現状であります。
国内施設の状況はほぼフル回転で稼働しているとともに平成十四年度から保険診療の対象になり、
受診者の負担も減ったことなどから今後の需要は大いに見込めるところでございます。
今回、 県下の中核的医療機関である県立総合病院へのPETセンターの整備構想については、
非常に時宜にかなったものであると考えております。 その施設を地域の医療機関へ開放する方針であると聞いておりますが、
一般医療機関では整備が困難なものでありますので県立総合病院のPETというよりも、
地域全体の医療資源として活用すべきであると考えております。 また県立総合病院におきましても、
一部のPETセンターと同様に検査待ち問題が生じる可能性も予測されます。
そこで、 今回整備する県立総合病院のPETをどのように活用していくのかその方策について御所見を伺います。
【知事
(石川嘉延君) 田島議員にお答えをいたします。 】
健康福祉行政についてのうち、
県立総合病院へのPET整備についてであります。
陽電子放射断層撮影装置――PETは、
がんの早期発見と循環器疾患のより的確な診断に効果を発揮しますので、
患者の症状に応じた適切な医療の提供が可能となり、 地域における三大生活習慣病の減少に大きく貢献するものと考えております。
PETはこうしたことから現在全国的に急速に普及しているところであり、
県といたしましても、 がんセンターに続いて平成十八年十月供用開始予定で県立総合病院に整備することといたしました。
また、 地域医療の充実や治療効果の向上を図るために、 かかりつけの診療所と基幹病院との機能分担、
相互連携を進めていくことが極めて重要でありますので今回導入いたしますPETについては、
広く地域開放してまいりたいと考えております。 そのために、 今後、 県と関係者との間でPETセンター運営検討委員会を設立をいたしまして、
地域の医療機関が利用しやすい仕組みづくりやスムーズに検査が行えるよう、
効率的な検査運営体制について協議を進めPETを地域全体の医療資源として活用できる体制を構築してまいる考えでございます。