【田島ひでお質問】
少子化対策についてのうち、
行動計画の策定についてであります。
最近の全国の人口調査によりますと東京圏等の三大都市圏の人口が増加し、
反面、 その他の地方圏の人口減少が際立っております。 ここ数年のうちには、
全国並びに本県において人口がピークとなり、 私たちがかつて経験したことのない、
人口が減少する社会が訪れようとしております。 このような状況が進めば、
当然経済の活力が衰え我が国社会の将来が大いに危惧されるところであります。
既に過疎地域の一部では、 地域社会の維持、 存続さえ危ういところが出てきているとも言われております。
しかし、 こうした状況の中にあって少子化に対する施策として乳幼児を持つ親と子供が交流し、
ボランティアなどによる育児相談を行う親子ふれあいサロンを設けたり、
どの家からも歩いていける距離に保育園を配置して入園待機の児童の解消を図るなど、
本県でも独自の少子化対策に取り組む市町村も出てきております。
私は、
これからは少子化対策を県政の最優先課題として、 市町村とともに連携を図りながら全力で取り組んでいく必要があると考えております。
折しも県では、 少子化二法の制定を踏まえて、 今年度、 県の少子化対策を総合的に推進するための行動計画を策定していくとのことでありますが、
県が目指そうとしている計画の理念と独自の政策としてどのようなことを盛り込んでいこうとしているのか知事のお考えを伺います。
【知事 (石川嘉延君) 田島議員にお答えをいたします。 】
少子化対策についてのうち、
行動計画の策定についてであります。
少子化対策につきましては、 エンゼルプランの推進など、
これまでにもさまざまな施策を行っておりますが、 次世代育成支援対策推進法の成立を踏まえて、
本年度末をめどに次世代支援のための行動計画を定めることになっております。
これを通じて急速な少子化の進行を和らげたり、 あるいは間近に迫った人口減少社会における地域の活性化の確保策など盛り込んで進んでいきたいと考えております。
具体的な策定作業に当たりましては、 現在、 県内各地でタウンミーティングの開催をしておりますし、
これらの機会を初めとしたさまざまな機会、 手段を通じまして、 県民の皆様からいろんな御意見をいただいて、
理念、 計画を定めたいと思っておりますが、 その中で、 特に子供は未来の力であるというとらえ方といいましょうか、
理念につながるような御意見もいただいております。 こういうものを中心に据えながら策定してまいりたいと思います。
県の独自の政策いかんということでありますけれども、 これもまだ具体的なことを申し上げられないのが残念でありますけれども、
県内の関係する各団体の代表者で構成する地域協議会でもいろいろ御意見を伺っております。
また、 それらを踏まえて全庁的にもこれらを全部整理をし、 まとめていきたい。
また田島議員の御指摘のように各地域で子育てサークルを初め、 ボランティアの皆様などが担う先駆的な取り組みも数多く見られております。
したがって、 こうした芽を育て地域の力を高めていく県民運動的な取り組みも重要であると考えます。
このような県の策定に並行いたしまして、 本年度は市町村におきましても行動計画を策定してもらうことになっております。
したがって、 そのような市町村やそしてまた企業、 地域の皆様と連携をして、
この少子化対策に邁進したいと考えております。