熱海港 海釣公園
50p
フット照明施設
ベンチ施設
真水・海水供給施設
広報施設
平成14年10月13日高波で17名が転落し、釣人2名が死亡する事故が起きました。
海釣り公園計画は一次中断、地域の開放要望も強く、安全対策を実施、開放することで防波堤の整備は静岡県により整備が再開されました。
完成は18年度で、管理棟などは熱海市に於いて整備されます。
静岡県知事 石川嘉延 様 熱海釣友会より
熱海港外防波堤の高波による
転落死亡事故に関する
意見書
本年10月13日に、発生した熱海港外防波堤における高波による釣人の転落死亡事故は、同じ場所で釣りをしている私達にとっても、大変残念な事故であり、亡くなられた方々の御冥福をお祈りいたします。私達は、熱海釣友会と申しまして、熱海港での釣りを楽しんでおります。 事故当日も堤防へ出かけ、釣りをしようとしたのですが、晴れているのに堤防の表面が濡れており、波の状況も普段とは違っていたため、釣りは取り止めることとしました。
帰宅しようとしたところ、防波堤に多数の人がおり、また、新たに防波堤へ向かう人も何人もいました。そこで、今日は高波がでており、危険だから、防波堤から立ち退くよう声をかけました。何人かは防波堤から出てくれましたが、聞いてくれない人もたくさんいました。事故の直前も、おじいさんとおばあさんがお孫さんを連れて、防波堤に入ろうとしていたので、止めるようお話ししているところで、今回の事故が発生し、あなた方は、命の恩人であると感謝されました。
釣りは、自然を相手にして行なう以上、自己責任で行なうものだと思います。晴れているのに防波堤が濡れているのは、高波が発生しているからです。釣りをやる人なら、当然知っているはずのことです。また、私達の注意を無視して事故に遭ったのですから、全く無謀というほかはありません。新聞が管理者の責任を云々していますが、それは間違いです。新聞報道によると、警察の実況見分の日にも、テトラポットを伝って防波堤に入り釣りをしていた人がいたとのことです。過去にも、土木事務所が防波堤を封鎖する度にテトラポットを伝って侵入した人を多数いたと聞いています。今回も、その様に侵入する人が必ず現れます。防波堤で釣りをしていた人達は、今、皆がまんをしているのです。がまんには限度があります。侵入をはかる人の数は、日を追って増えていくでしょう。そして、テトラポットから転落し、けがをしたり、死んだりする人が出たら、新聞等は、また、土木事務所の管理責任を問うのでしょうか。それは、間違っている。侵入を100%排除することは不可能です。
マスコミは、役所を叩けば読者が喜ぶと思っています。そこで、普段釣り情報に大きく紙面を割いているにも関わらず、今回のような事故が発生すると、行政の管理責任を追及するのです。静岡県も変です。知事様が、他の防波堤も立ちいれないように手を打つよう指示したと新聞報道がありました。それなら、交通事故が起きないよう、県道を全部閉鎖するのですか。河川に落ちないよう、河川全部に蓋をするのですか。公園ブランコから落ちてけがをする人がいなくなるようブランコを撤去するのですか。交通事故に遭わないよう一人一人が、交通法規を守ればよいでしょう。河川に落ちないよう一人一人が気をつければよいでしょう。ブランコは落ちないよう気をつけて乗ればよいでしょう。私達は、県はマスコミに対し、今回の事故は自己責任であると言っていただきたかった。それを言うとまた叩かれると思って、安易な方針を出したのではないでしょうか。釣り人のモラルを高め、危険な時には釣りをしないよう自覚を促すように、県も、マスコミも働きかけるべきです。私達も、今後も、危険な時は、釣りを止めるよう働きかけることは、続けたいと考えています。
ところで、今、熱海の釣具店の売上が急激に減っていることはご存知でしょうか。また、釣りのための宿泊客も減っていると聞いています。防波堤を利用した海釣り施設の計画があることは、釣友会のメンバーが検討会に参加しているので知っています。熱海市は、海釣り施設の設置により、誘客を図り、街を活性化しようとしているのだと思います。釣り人口は、2,000万人を超えるとの話を聞きます。今回事故のあった防波堤ばかりでなく、他の防波堤から釣り人を排除すれば、旅館の宿泊客は、ますます減少し、熱海はさらに元気をなくすことでしょう。どうか、短絡的に防波堤をすべて閉鎖するなどという結論は出さないで下さい。釣り人の大半は、高波等の危険な時には釣りをしないという判断力を持った人たちです。極一部の無謀な釣り人のために、私達のささやかな楽しみを奪わないで下さい。これ以上熱海が寂れないようにして下さい。 今回の事故への県としての対応は、防波堤での釣りは、自己責任で行なうべきだとの看板の設置と来年3月まで実施するという防波堤パトロールでの啓発で十分だと思います。
今後も、高波等危険な日は、釣りを止めるようにとの働きかけは続けて参ります。
熱海港外防波堤が一日も早く以前のような状態に戻ることを祈念しております。